Machiya Works ”こいんどう”は、特定非営利活動法人COMが運営する多機能型の社会福祉サービス(生活介護・就労継続支援B型)を行う事業所です。
近鉄奈良駅徒歩1分、商店街の中にある事業所です。多くの人が行き交いいろいろなお店や銀行などが立ち並ぶ中、みんなで買い物や銀行に行ったりします。ここは一歩外に出れば社会生活そのものです。
すぐ近くに興福寺や猿沢池などもあり奈良の観光の中心地でカフェを運営しているので、地域の方をはじめ外国の方と接する機会もあります。そしてカフェを通じて自分達の活動がダイレクトにお客様とつながり、その反応が直に伝わるので喜びややりがいを感じることができます。
メンバーさんもスタッフも同じ仲間、家族や兄弟のように仲良くアットホームな雰囲気です。みんなこいんどうのことが大好きで、安心して何でも話せる、自分を出せる場所になっています。
小規模だからこそできる一人一人に寄り添ったきめ細やかな気づきと丁寧な支援を行います。
”できない”、”苦手”と思っていたことが、支えの中で少しずつ”できた”という経験を積み重ねる中で、”もっとやってみたい””新しいことにチャレンジしてみたい”と思うようになります。誰もが成長する力を持っており、良い支援の中で人は変わっていきます。
又自分を十分に受け入れてもらえて初めて少しずつ自分の殻を破って人を受け入れることができるようになっていくのではないでしょうか?人に喜んでもらうことや役に立つことを体感し、みんなと協力して最後までやり通すことを経験する。共に喜び、人のために働くことがうれしいと思える。COMはこのような”人と共に生きていく力”を育てることを大切にしています。
人は人との豊かな関わりの中で人として成長していく。これがこいんどうの信念です。
Maciya Works ”こいんどう”ではMachiya わ Cafe ”壺音洞”を活動の拠点としみんなで協力してカフェの運営に関わる仕事をしています。
Caféで使用する”おやき”や”ケーキ”などの調理、販売用の焼き菓子作りをしています。又袋や容器にシールを貼り、袋詰めの作業も行います。
クッキーなどの商品は養護学校で販売したり店頭販売も行っています。年に数回、県庁や市役所での販売会にも参加します。その他、手織りや紙漉き、箸置き作りなどの手仕事もしています。
店内外の掃除、セッティング、厨房のお手伝い、接客など、メンバーさんみんながカフェの運営に携わっています。銀行に両替に行ったり、食材や日用品などの買い物にも行きます。
又カフェで使うはし袋もみんなで作っています。
昼食はみんなで協力して作る”昼食作り”の日や県庁や女子大でランチをする日もあります。又買い物昼食の日はそれぞれ好きなお店に行って、自分で買い物をします。
お天気の良い日は散歩もします。県庁の屋上からの眺めはとても気持ちいいです。県庁屋上でシャボン玉をしたり、ダンスをする人もいます。又図書館、文化会館や美術館にも行きます。街中では路上ライブやムジークフェスタの街中コンサートを聴くことも・・・
プールや体育館、又わーくすではストレッチやいろいろなゲームをして体を動かします。又、生活の中で使うための”ことば”や”数”を学んだり、遊びの中で様々な脳トレもしています。
みんなで月に1回外出する”わくわくサタデー”や様々なお楽しみ会、年に一回の一泊旅行などこいんどうはお仕事以外にも楽しいことがいっぱいです。